第24回LC&LC/MSテクノプラザにてポスター発表を行いました。
第24回LC&LC/MSテクノプラザにてポスター発表を致しました。ポスター紹介は総合環境分析、本社、技術部技術二課の石川善久が行いました。
主 催:(公社)日本分析化学会液体クロマトグラフィー研究懇談会
共 催:(公社)日本分析化学会 (公社)日本化学会
(公社)日本薬学会ほか
開催日: 平成31年1月17日(木)・18日(金)
会 場: 横浜情報文化センター
主 題: LC-MS/MSを用いたハロ酢酸、臭素酸、
塩素酸の同時分析の検討
発表者: (総合環境分析)○石川善久、小路はるか、大塚克弘、
(横浜薬科大学)望月直樹
日頃私たちが使用している水道水の水質基準項目、51項目の中にはクロロ酢酸 , ジクロロ酢酸 、トリクロロ酢酸、塩素酸 、臭素酸 の5項目があります。
これらを測定するにあたって、クロロ酢酸、ジクロロ酢酸、トリクロロ酢酸のハロ酢酸はGC/MS法とLC-MS/MS法の二種類が公定法で定められており、臭素酸はLC-MS/MS法とイオンクロマトグラフ-ポストカラム吸光光度法、塩素酸はイオンクロマトグラフ法のみが定められています。
しかしながら、これらの目的種を一斉に分析する方法は定められていません。そこで、私たちは、これらの目的種を完全分離させ一斉分析する方法を検討し発表させて頂きました。
今回の検討では、カラムの取扱方から分離の工夫まで様々の事を学ぶことが出来、自分にとってもいい経験になりました。発表当日では、ポスターをご覧くださった方々から、色々なご意見を頂き勉強になりました。
ご来場いただいた皆様誠に有難うございました。