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総合環境分析ブログ

月別アーカイブ: 2021年5月

河川環境調査

当社では毎年官公庁から河川環境調査を受注しています。各自治体の水質汚濁防止法第16条の測定計画に基づき河川水、河川底質などの試料採取、測定を行っています。また、分析調査により現状把握を行うとともに、経年的なデータを把握するために水質調査を行います。

現場調査では、流量・気温・水温・色相・臭気・透視度・pHを測定します。河川流量の調査では流速計を使用して測定します。

採水時は河川水に濁り、着色、油膜等が認められないことを確認してから採水します。

 

採水後は分析室に持ち帰り、水質汚濁防止法の生活環境項目(水素イオン濃度・溶存酸素・生物化学的酸素要求量・化学的酸素要求量など)や健康項目(カドミウム・六価クロム・鉛などの金属類やVOCなど)を分析し報告しています。毎月の調査なので天候不良によって調査が延期になったりしますが、当社の現場対応力を生かして自治体の調査に貢献しております。株式会社 総合環境分析では河川や湖沼などの環境調査加え様々な調査にも対応しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

室内空気中化学物質の測定

室内空気中化学物質はホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン、パラジクロロベンゼンなどの揮発性有機化合物(VOC)が対象となります。室内の平常時におけるVOCの存在量が多いとシックハウス症候群と呼ばれる症状が現れる可能性があります。

今回は改装・改築したお客様から室内空気中化学物質の測定(パッシブ法)をご依頼されましたのでご紹介します。

【検査の流れ】

①測定対象室内を30分換気後、5時間密閉します。

②サンプラーを各測定室内に設置します。

③24時間後サンプラーを回収して実験室に持ち帰り分析を開始。7~10日後に分析結果が出ます。

分析結果としては基準値を超過した物質はありませんでした。

株式会社 総合環境分析では作業員がお伺いしてサンプラーの設置・回収を行いますが、作業にかかる経費を少しでも抑えたいというお客様は設置・回収の手順書でご説明します。パッシブ法での設置と回収はお客様でも容易に行えますので、ご利用の方はお気軽にお問い合わせください。

飲料水VOC項目検査

VOCとは揮発性有機化合物(VOC:Volatile Organic Compounds)の略称です。

腎臓、肝臓障害や発がんのおそれがあり、水質基準が設けられています。

 

VOCは空気中に揮発しやすい成分のため、色付きの瓶に空気が残らないよう満水に採水します。

弊社のパージ・トラップ前処理装置(上)とガスクロマトグラフ質量分析計(下)です。

前処理装置で分析する成分を取り出し、ガスクロマトグラフ質量分析計でサンプルの成分濃度を測定します。

複数のサンプルをパージ・トラップ前処理装置にセットし、効率的に分析を行います。

 

パージ・トラップ前処理装置でサンプルを処理している所です。

サンプル液の中から目的の成分をパージ(追い出)しトラップ管に捕集してガスクロマトグラフ質量分析計に送ります。

分析データを確認している所です。

VOC項目は水道水中に消毒用として添加されている塩素が分解された際の副生成物として発生し、特に水温の高くなりやすい6月~9月に検査することが多い項目です。

総合環境分析ではVOCを含む飲料水やプール水、環境水等の水質検査のご依頼をお受けしております。

分析・測定の依頼をご検討の際はぜひご連絡ください。

 

建設発生土の採取と分析

株式会社 総合環境分析では建設会社様のご依頼で建設発生土の搬出に伴う土壌調査として試料採取から分析まで行っております。

今回は株式会社 建設資源広域利用センター(UCR)「千葉県等に搬出する受入地における試料採取方法」に基づいて採取、地質分析(濃度)をした事例を報告します。

[試料採取のポイント]

・現場内で偏らないように5地点採取する。

・採取深さは、表土部分から掘削床付け部分までバランスよく採取する。

(例)掘削深さ5mの場合  GL-0.5m、-1.5m、-3.0m、-4.0m、-5.0m で採取する。

今回の事例は深さ9.2mでしたので、7.2m、5.2m、3.2m、1.2mの5深度で採取しました。

採取の様子は次の通りです。

ボーリングマシンでの掘削中の様子。

掘削した試料はコア箱に入れ土試料をチャック付きビニール袋及び遮光性ガラス瓶に採取する。

5試料採取後、1箇所にまとめて写真を撮影する。

その後、室内に持ち帰り5試料を混合し分析を進めていきます。分析終了後は直ちに速報として、FAXやメールなどでお客様にいち早く結果をお知らせいたします。

UCR受入地により試料の採取方法や地質分析(濃度)の検査項目が様々です。

株式会社 総合環境分析では現場採取の対応を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

肥料に関する分析受注事例

弊社のお客様の中には有機系の廃棄物を有効利用する為、処理した有機物を原料に肥料や堆肥を製造しているお客様もいらっしゃいます。今回はそういったお客様よりの分析依頼の例をご紹介します。

今回は原料と製品、2種類の試料を分析しました。

分析項目は肥料に関するもので原料の方が、pH・電気伝導率・水分・強熱減量・カドミウムの5項目、製品の方がpH・電気伝導率から窒素・リン酸・加里などの主成分、そして有害成分の重金属類まで21項目で肥料分析法で分析を行いました。

写真① 試料(原料)              写真② 試料(製品)

写真③ 分解中の試料

写真④ 吸光光度計によりリン酸を測定中

写真⑤ 原子吸光により重金属類を測定中

 

株式会社 総合環境分析では肥料分析等の固形物分析も行っております。ご検討のお客様は当社までご相談ください。

塩化物の測定(ドライガーゼ法)

当社では様々な種類の分析をご依頼頂いております。今回はその中から「大気環境の腐食

性を評価するための環境汚染因の測定(JIS Z 2382)」の塩化物の測定(ドライガーゼ法)を

ご紹介します。

金属構造物に害を引き起こす原因の重要な指標の一つとして、大気浮遊塩分(海塩粒子)があります。この海塩粒子が付着すると腐食や発錆を引き起こし、設備の寿命を縮めてしまうなどの弊害が生じてしまいます。その大気浮遊塩分(海塩粒子)の代表物質である気中塩分を測るのに「ドライガーゼ法」という方法があります。捕集枠に固定したカーゼを一定時間(通常は1カ月間)暴露させて、そのガーゼに捕集された塩化物イオンを抽出してイオンクロマトグラフで測定する方法です。

 

下記の写真はドライガーゼ法による、塩化物イオンの分析状況を写したものです。

①ドライガーゼの切断

②ドライガーゼから塩化物イオンを抽出

③抽出されたドライガーゼ(塩化物イオン)

④イオンクロマトグラフで塩化物イオンを分析

⑤標準(スタンダード)の分析チャートです

STD6分析チャート

⑥試料の分析チャートです

検体チャート

 

総合環境分析では、お客様の様々な分析ニーズにお応えし実験や研究開発にお役にいただいております。

分析のご相談等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

流域下水道 24時間水質調査

株式会社 総合環境分析は毎年関東エリアにある自治体の流域下水道の水質調査を行っています。

【流域下水道とは・・・】

複数の市町村にまたがる河川などの水域の水質をきれいに保つために、下水を広域的に集めて終末処分場で浄化し、公共用水域に放流する下水道のことです

今回は流域下水道の水質調査を紹介します。

流域下水道水質調査の特徴としては雨の影響がない日で24時間(2時間ごとにに1回)採水を行います。

自治体により調査箇所数は様々ですが1班3~4箇所採水、計3班2交代制で採水を行います。

【現場でのサンプリングの様子】

マンホール蓋開閉バールで開ける。

ひも付きステンレスバケツで採水。

マンホールを閉め採取試料を並べる。

生活時間帯によって下水量が異なるので各時間毎に流量計で流量を記録します。

その後流量比を計算し12回分の試料を流量比で混合してから水質測定を行います。

水質検査項目は【BOD(生物化学的酸素要求量)】や【ノルマルヘキサン抽出物質】など各自治体の下水基準項目を分析します。

株式会社 総合環境分析では毎年各自治体の流域下水道の調査を受注し、測定結果を元に各下水処理場の整備・管理に役立てていただいております。

鶴見川(鴨居)水質分析結果 令和3年4月

株式会社総合環境分析では社会貢献の一環として事業所近くの河川や湖沼の水質について定期的に水質分析を自主的に行っております。

分析結果について下記のとおり発表させていただきます。

採水場所: 鶴見川(横浜市緑区鴨居)

採水日 : 令和3年4月26日

採取時間: 14:00

分析項目 分析結果
pH 7.5(21.1℃)
浮遊物質量(SS) 11
BOD 4.0
CODMn 7.5
全窒素 8.1
全リン 0.48
DO 8.2

※上記分析結果はあくまでも自主的な調査分析に基づく数値でございます。

数値に関するお問い合わせは受付けておりませんのでご了承下さい。

また、上記数値結果について第三者による利用は固くお断りいたします。

第三者利用により発生した損害・紛争等について当社は一切の責任を負いません。