第2回横浜セミナー開催!
今年も第2回目の日本分析化学会関東支部 神奈川地区分析技術交流会「横浜セミナー」を開催しました!
公益社団法人日本分析化学会関東支部主催の「第2回横浜セミナー」において、今年も当社の技術部 次長 大塚克弘 が開催担当及び講演を務めさせて頂きました。
主 催:(公社)日本分析化学会関東支部
共 催:(一社)神奈川県環境計量協議会
開催日: 令和元年7月26日(金)
会 場: ホテル横浜ガーデン
第2回横浜セミナー(神奈川県地区分析技術交流会) ポスター
フォトセレクション
横浜セミナー 開催担当を終えて
株式会社総合環境分析 技術部 次長 大塚克弘技術部の大塚克弘です。今年の春より、(公社)日本分析化学会関東支部の常任幹事に就任いたしました。
そこで、昨年に引き続き、前関東支部長の望月直樹先生(横浜薬科大学)より神奈川地区分析技術交流会の開催担当を依頼され、「第2回横浜セミナー」ということで、今年も私が所属する(一社)神奈川県環境計量協議会と共催する事によって、開催する運びとなりました。今年も環境分析を中心としてご講演を依頼しましたが、環境分析に留まらず、食品分析や分析方法の開発など幅広い内容で講演して頂きました。前田恒昭先生(GC研究懇談会副委員長)のGCの理論と原理のご講演を皮切りに、LC等の基礎と応用(望月先生)、環境分析に関する法令(管先生・㈱オオスミ)、外部精度管理の統計的手法(大塚)、マイクロデバイスを用いた環境測定用センサ(上野先生・NTT)、LC等の理屈(村田先生・㈱島津製作所)、水産食品の分析(橘田先生・(一財)日本食品検査)という様なバラエティーに富んだ講演をして貰いました。最後の2題の講演として、池貝隆宏先生(神奈川県環境科学センター)より、「神奈川県沿岸に漂着するマイクロプラスチック」といことで、今話題のマイクロプラスチックを題材にPCBや副生PCBの汚染などのご報告がありました。最後に、関東支部長である早下隆士先生(上智大学)による「ナノ空間包接場に基づく超分子分析試薬の開発」という、シクロデキストリンを用いたナノ空間包接場で様々な分析が可能であるとともに、迅速に定量的にも分析が可能である展望も聞くことができました。今後の研究に期待を寄せたいご講演でした。
56名も参加して頂き、盛況に終わる事が出来ました。また、情報交換会も50名も集まって頂き、同ホテルで立食を楽しみながら親交を深める事が出来ました。
今回、関東支部として2回目の神奈川地区の開催となり、開催担当として名誉なことであり、来年も引き続き催したいと考えております。
第2回横浜セミナーを開催するに当たり、多くの方々からご支援を頂きました。望月先生をはじめ、関東支部長の早下隆士先生、鈴木康志先生(㈱島津製作所)、また、ご来場頂きました皆様、カタログ展示をして頂きました企業の皆様、共催としてご協力して頂きました(一社)神奈川県環境計量協議会の皆様には、厚く御礼申し上げます。有難うございました。来年もよろしくお願いいたします。