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総合環境分析ブログ

分析事例 地下水中のVOC分析

地下水中のVOC分析のご依頼を頂きましたので、受注事例としてご紹介させていただきます。
今回の案件は、地下水の観測用井戸の設置を行っている企業様からのご依頼です。
VOCは揮発性有機化合物のことで、脱脂洗浄剤、塗料や接着剤、インク等幅広い用途で使用されている物質です。
地下水ではジクロロメタン、四塩化炭素、クロロエチレン、1,2-ジクロロエタン、1,1-ジクロロエチレン、1,2-ジクロロエチレン、1,1,1-トリクロロエタン、1,1,2-トリクロロエタン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、1,3-ジクロロプロペン、ベンゼン、1,4-ジオキサンの14項目について環境基準が定められており、ベンゼン以外のVOCは比重が水よりも重いため地下へ浸透しやすく、難分解性のため、汚染浄化が難しい物質です。
今回は、お客様が採水を行い、弊社横浜の本社分析センターへ入荷いたしました。

 

バイアル瓶に試料と試薬を入れて、サンプラーにセットします。

 
ヘッドスペースガスクロマトグラフ-質量分析計で分析を行います。

分析にて得られたデータを分析担当者が確認及び解析をし、さらに計量管理者のチェックを合格したのちに報告書作成部門にて報告書を作成し、お客様へ発送(必要に応じ速報も)致します。

 

株式会社 総合環境分析では、VOC以外の環境基準項目の分析や、排水、土壌、飲料水等の分析も行っておりますので、分析・測定の依頼をご検討の際はぜひご連絡ください。

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