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総合環境分析ブログ

建設発生土の試料採取と分析

当社のお客様から建設発生土の地質分析(濃度)のご依頼がありました。
建設発生土とは公共工事や建設工事などで発生する土砂のことで、その土砂を土地造成などに利用する際に、搬入先の自治体の条例によって地質分析(濃度)が必要になります。また、試料採取の方法や分析項目が異なります。
今回のご依頼内容は、
「千葉県土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例」(残土条例)にもと基づいて試料採取と地質分析を行いました。
 建設発生土の試料採取の場所は東京都新宿区になります。
採取方法は5地点混合法で今回の掘削深さは最大7.5mでしたので、表層から7.5mまで深さを変えて5分割します。
採取深度は、表層(0.5m)、GL-1.5m、GL-3.0、GL-5.0、GL-7.5mの5深度で試料採取を行いました。

【ボーリングマシンでの試料採取の様子】

【採取した試料】

【試料採取後の全採取試料】

地質分析(濃度)は溶出試験28項目、含有試験2項目、pHの分析を行いました。
分析結果はすべての項目で基準を満たすもので、お客様にご報告出来ました。
株式会社 総合環境分析では、公共工事やビルなどの新築工事に伴う建設発生土の地質分析(濃度)や土壌汚染対策法に基づく土壌調査等を行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

【関連ページ】建設発生土分析・残土分析

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